国際結婚後の国籍は?
近年、ますます増加の一途をたどっている国際結婚。2007年の厚生労働省人口動態統計年報によると、結婚総数(婚姻件数)のなんと約5.6%が国際結婚なんだとか。この数字は1980年には0.9%だったということですから、いかに国際結婚するカップルが増えているかがよくわかりますね。
これからも増えることが予測される国際結婚ですが、その内容については案外詳しく知らないという人が多いようです。たとえば国籍について。日本人女性がアメリカ人の男性と結婚した場合、国籍はどのようになると思いますか?日本の国籍を失ってアメリカ人になるのでは?と思われた人もいらっしゃるかもしれませんが、国際結婚によって日本人が日本国籍を失うことはありません。
逆も同じ事で、日本人と結婚したからといって、アメリカ人がすぐに日本国籍を持つこともないのです。
では、国際結婚したカップルの間に生まれた子供の国籍はどうなるのかというと、ほとんどの場合、両親の国の重国籍を持つことになるようです。
しかし、現在の日本の国籍法では、22歳までに1つの国籍を選択しなければならないという規定があるため、いつまでも重国籍のままでいることはできません。残念ながらいずれかの国籍しか保持できないのが現状です。
もちろん、正式な手続きを経れば、結婚相手の国籍を取得することもできますが、国籍はその人のアイデンティティを表すもの。国籍の変更や選択の際には、熟慮を重ねたいですね。